C-Pro シープロ海外公演事務局

Concert-Projects Intercultural Events Coordination

ベートーヴェン「第九」 in ペーザロ・ロッシーニ劇場(イタリア)

★★★ 指揮者プロフィール ★★★

 

平井 秀明  Hideaki Hirai

 

幼少よりチェロを父平井丈一朗に、ピアノと作曲を祖父平井康三郎に師事。米国ロチェスター大学政治学科卒業。イーストマン音楽院、ジョンズ・ホプキンズ大学ピーボディ音楽院、ヤナーチェク音楽院ほかで、指揮法をD.エフロン、F.プラウスニッツ、O.トゥルフリーク、サー・コリン・デイヴィスの各氏に師事。92年、ワシントンの若手演奏家からなるキャピタル交響楽団を結成し音楽監督に就任し、ヴァージニア州オークニー・スプリングスにて国際音楽祭を主宰。95年、チェコのカルロビ・ヴァリ響を指揮し、ヨーロッパデビュー。97年第6回フラデッツ・クラーロベ国際指揮者コンクール(チェコ)で第1位。2000年、ヤナーチェク・フィルの定期演奏会にデビュー、03年にはロンドン公演、「第12回ヤング・プラハ音楽祭」(ドヴォルザーク・ホール)にも客演指揮し聴衆の熱狂的歓迎を受けた。

東京フィル、新日本フィルはじめ国内主要オケの殆どに度々客演し、026月、東京都主催「フレッシュ名曲コンサート~明日のクラシック界のスター達」に出演し、NHK交響楽団をはじめとする都内8つのプロ・オーケストラからなるオール・Tokyo・シンフォニー・オーケストラを指揮、「新時代を担うホープ」と賞賛された。

オペラ指揮者としても『椿姫』、『蝶々夫人』、『ラ・ボエーム』、『カルメン』等を指揮、03年新国立劇場小劇場『イタリアのモーツァルト』公演でデビュー、引き続き『フィガロの結婚』(大劇場)、『セルセ』(小劇場)を指揮し各方面より絶賛された。自作オペラ三部作の『かぐや姫』、『小町百年の恋』」(「第23回国民文化祭・いばらき2008」委嘱作品)、『白狐』(原作者・岡倉天心没後100周年記念/2013年 公益財団法人妙高文化振興事業団委嘱作品)は、すでに内外で50回以上の再演を重ね、ことに『かぐや姫』のキャンベラ公演(日豪交流年記念公演/2006年)、プラハ公演(チェコの殿堂スメタナホール/2009年)、ザルツブルク公演(20128月)では地元メディアでも最大級の評価を得て、158月には、「二世週祭」75周年・日米終戦70周年記念メインイベントとして、ロサンゼルス公演(米国初演)が、大成功を収めた。

201011月、チェコ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団の首席客演指揮者に就任し、チェコ国立ブルノ歌劇場モーツァルト・ホールにて定演を指揮するほか、128月、ウィーン国立歌劇場にて鮮烈な指揮デビューを飾り、138月同歌劇場に再登壇、同年12月にはニューヨークの殿堂カーネギーホール指揮デビューで圧倒的成功を収め、直ちに20142015シーズンより、ニューヨーク祝祭管弦楽団の音楽監督に就任。2014年、名門ソフィア・シンフォニエッタ、2016年、ブルガリア国立プレヴェン・フィル定演へのデビューを飾った。

20175月、ウィーン・クラング・アンサンブルの招聘により、殿堂ウィーン・コンツェルトハウス指揮デビューで成功を収め、楽団員全員一致で、201718シーズンより、同楽団の首席客演指揮者就任が決定した。同年10月、カトリック総本山のバチカン市国サン・ピエトロ大聖堂公式ミサにて、自作アヴェ・マリアの指揮、およびローマ法王とバチカン市国への献呈が許されたほか、ローマ・トレ管弦楽団シーズン開幕定期演奏会(ローマ・パラディウム劇場)デビューを飾るなど、国際的な活躍が大きな注目を集めている。

また、2017年秋より、代々木の森リブロホールのアーティスティック・アドバイザーに就任し、クラシック音楽の普及に努めるほか、子ども育成音楽プロジェクト“こどおん” 理事長として、紙芝居こどもオペレッタの全国公演など、教育活動にも積極的に力を注ぎ、わが国の若い世代の指揮者、作曲家として、幅広い活動が大きな注目を集めている。[01/2018]

 

≪平井秀明公式サイト≫ http://www.hideaki-hirai.com

 

 

★★★ 合唱指揮者プロフィール ★★★

 

谷本 善基  Yoshiki Tanimoto

 

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。現在、都内を中心に10の合唱団の音楽監督・指導を務める傍ら、アンサンブル歌手、また指揮者、ピアニスト、アレンジャー、イングリッシュハンドベル奏者として、ジャンルを問わず幅広く活動している。歌手としては、Vocal Ensemble「歌譜喜」「八咫烏」、Salicus Kammerchorなどに所属し、アンサンブル歌手としての声の在り方を追究している。ピアニストとしてはこれまで数多くの歌手・器楽奏者と共演、奏者の音色と呼吸を深く捉えたアンサンブルにより、共演者からの信頼も厚い。合唱指導の分野においては、自身の経験に基づいた理論と実践両面からの的確なアプローチにより、近年評価が高まっている。