ザルツブルク音楽祭プログラム モーツァルト「レクイエム」

★遠藤個人ブログ「ひろいあつめたはなびら」より

 

8月5日に帰国してから、なぜかバタバタとしてすっかり報告ブログを書くのが遅くなってしまいました…
結果は、見事に「ザルツブルク音楽祭90周年記念特別演奏会」の大成功!!途中、二転三転するリハーサルのスケジュールにやきもきしながら、ギリギリ調整の付く範囲で収まってくれたことに感謝しつつ…
大聖堂カペル・マイスターのヤーノス・ツィフラさん直々のリハーサルあり、大聖堂少年合唱隊の指導者や発声担当の方のレッスンありで、合唱団にとっては、まずこの経験に感動された方も多かったようです!ああ、うらやましい…
いろんな面で、ザルツブルクならではの適当さに困惑させられる部分もありましたが、参加者の皆様の協力的な姿勢により、乗りきることが出来ました!
そして、演奏会本番の美しい響き!!!!!
あまりにも長い大聖堂の残響にしっかり合うように、多くの音をマルカート気味に歌うという指示が、ここでバッチリ決まる!
私は、教会の最後部の方で聴いていましたが、その響きはあまりにも厳かで、美しく、教会の全ての壁から発せられているかのような錯覚に陥いるほどでした。
舞台で歌うのも、もちろん最高の経験だったと思いますが、一緒に練習してきた皆さんの歌声を最上の席で聴けたというのも、またとっても嬉しい時間でした。

この合唱を作り上げて下さった辻先生、大門先生、そして現地のツィフラさん方指導陣の皆様、日本の練習で伴奏を務めて頂いた川井敬子先生、津久間陽子先生、そして何よりも、時差ボケに悩まされつつも本番に向けて集中して頂いた合唱団の皆様、感動を与えて下さり、本当にありがとうございました!!!